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私立大学に通うために必要な費用を事前にチェック!

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存立基盤を脅かされる大学

高校生の過半数以上が大学に進学していますが、少子化の影響が年々強まり、入学する学生が定員に満たない私立大学が増えています。中でも、地方に存在する私立大学で無名だと存立基盤を脅かされるほどの大学も出ています。私立大学では入学受験料と学費が主な収入源ですから、受験者や在学生の減少は経営難に直結することになります。一方で、多くの私立大学が大都市圏に集中しているため地方から多くの若者が上京して通っています。ところが、私立大学に入学すると学費だけでなく住居費が高くて家庭の仕送りだけで不足する学生の奨学金やアルバイト代に頼っている生活ぶりがマスコミ報道されています。奨学金を受けられても今までは殆どの奨学金が貸与型で卒業後に返済義務のあるものだったので、学生は実社会へ出てからその返済負担に耐えて生活しています。

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アルバイトに懸命な学生

その実情が社会問題化してきたため優秀な成績の学生だけが枠に入れる程度で予算規模の小さかった給付型奨学金の予算枠拡大により恩恵を受けられる学生がやっと増えてきたようです。また、アルバイト実態調査によれば多くの大学生が主にレストランやコンビニ等のサービス業で働いていることが分かっています。人手不足の目立つ街中のサービス業の店舗ではこうした働き手のアルバイト労働のおかげで営業の成り立っている実態があります。経済の低成長時代ですから親の収入も大きく伸びることがなく、私立大学に通う子供の学費等を十分に出してあげられないのが実態でしょう。もちろん、若い内に働くことの意義を学ぶ機会となるアルバイトにもメリットがありますが、勉学に打ち込もうとする学生の気持ちを削いでしまう恐れも指摘されています。そうなれば、学業に専念できない社会的損失の方が大きくなるはずです。